見物レポート→2014
羽飾りがとにかくもさもさ!もさもさ!! 顔が見えづらいほどもさもさ! 基本は目の丸い可愛い感じの面構え。鼻が金色でこれもラブリー。
ササラとササラコを持っています。 ササラは竹を細かく割ったもの、ササラコは木の棒に刻みを入れたもので、互いに擦り合わせ音を出す楽器の一種です。 男性器を模したササラコを持った道化の舞には、子孫繁栄を祈る気待ちが込められているそうです。
2014年、会場に貼り出してあったものより(:以下は説明)
道笛の舞:円光寺から鳥見神社へ、道化の露払いと花笠、獅子たちがやってくる 四方固めの舞:道化は清め、獅子は舞の奉納の意があるとか。道化はササラの金精さまを擦ったり。 米や塩を拝殿に向かって供えたりします。 花笠めぐりの舞:花笠の間を道化と獅子たちが行ったり来たりします。 花笠が退場すると女獅子争いに突入します。 道笛の舞:拝殿脇に張られた紅白幕の奥へ退場 道笛の舞:大獅子と道化が舞手交換。後半の舞手は「師匠」と言われるベテランだそう。 四方固めの舞:女子の悲鳴が上がるほど道化がエロ頑張ります。 綱くぐりの舞:大獅子による綱。 道笛の舞:再び拝殿脇へと退場して終わり。
子どもたちはお世話役の方に「じっとしてろよ」とか言われてて微笑ましい。 獅子と河童は高く足をあげる動きで、周囲を廻ったり花笠たちの間をとおったりしていました。
花笠が退場すると、次に喧嘩のような舞があります。 前方に出てきた男獅子たちがしきりに頭を振り、前にいる方が膝をつくと決着のようす。 もう片方、女獅子、河童は喜ぶような跳ねる仕草をします。
喧嘩のときは勝つ方の獅子の背後に女獅子がついたり、加勢したりすることが多いと思っていましたが、ここの女獅子さんはクールでした。 メンズが喧嘩してる間、河童と同様に背後をうろうろ。
さて、「くぐり」となってはいますが実際はまたぐ動作です。 過去にはくぐっていたんでしょうか。だとしたらあの頭でそれはハードですね。
拝殿。 とっても小さい拝殿の向かいに集会所があります。 その間に4m四方くらいの白線(石灰のあれ)で 舞場スペースが取られていました。
盗み聞きした情報では練習は集会所の中で行いますが、 本番はむき出しの地面なのでとても疲れる疲労するとのこと。
地面は草も石もない地面です。砂埃がすごい。