見物レポート→2014
腰にオレンジ色の幣束を挿しているのは、舞の中で特に使う様子はありません。
腹に太鼓がないので、舞手は前垂れをもって動きます。
演目は女獅子争いがメイン。 1段目:雌獅子と雄獅子の一匹舞。 2段目:3匹そろっての舞。 3段目:雌獅子争い。話し合いという形で始まり、何度話し合いをしても折り合いがつかず、そのうちに雄獅子同士の喧嘩が始まります。動きはかわいい感じ。結局、勝負は引き分け。 4段目:2匹の雄獅子は争いの愚を悟り、最初のように3匹の獅子は仲直りして舞は終わります。
私が見に行った時は雨でした。ので、拝殿内での舞だったのですが、 保存会の方がとてもいい人で「入っていいよ」と拝殿内に入れてもらえました。ありがたいです。
拝殿の中には奥にもうひとつ部屋のようなスペースがあり、そこに祭壇があります。 舞が始まる前には祭壇に獅子頭が置かれて、その前にお神酒や野菜などのお供えがあります。